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ここからは番外編。
七夕の今日、雑誌「LiVES」さんの取材を受けました。 朝、編集のS(K)さんとS(R)さん(おふたりともSさんでした)、ライターのMさん、カメラマンのNさんが来宅。 取材意図を聞いたあと、まずは家の中をひとまわりご案内した。それから女房はライターMさんに家づくりの経緯などなどについて取材を受ける。私はといえば、着物に着替え、恥ずかしながら茶室での撮影に挑んだ。果たしてその写真がほんとうに採用されるのかはわかりませんが…。 そのあとはちゃんとお茶も点ててみなさんに飲んでいただきました。 その後も撮影は続き、私のほうも家づくりで大事にしたことなどを話したり、家づくりの必須アイテムを紹介したり。結局4時間ほどかかって取材は無事終了した。 はじめての経験に最初こそちょっと緊張したが、けっこう楽しい半日だった。 そもそも「LiVES」さんにわが家を紹介してくれたのは、わが家の物件を見つけてくれた武蔵野塗装団のIさん。またしてもお世話になりました。 雑誌の発売は9月15日とのこと。楽しみです。 #
by tomandkaro
| 2012-07-07 19:00
| その他
最後に、このブログを書くにあたって影響を受けたいくつかの文章を紹介しておきたい。
ひとつめはわたしがこのブログを書こうと思った直接のきっかけで、書くとき常に意識していた友人Aちゃんの家づくりブログ「Home Neat Home」↓ http://neathome.exblog.jp/ 彼女の家づくりに対する素直な思いが綴られていて、とても素敵な文章なのだ。 ふたつめは樂吉左衛門著『茶室をつくった。』(淡交社刊) 陶芸家の樂吉左衛門さんが、佐川美術館で茶室づくりに取り組んだ記録。本人の日記とメールによる構成だが、どのページからも、ものづくりへの情熱が強烈な迫力で伝わってくる。400ページの大著ですが、まったく飽きることなく興奮しながら読んだ。 さいごは、東京ガスが主催し、3人の建築家が自然との関わりを考えた家を提案、じっさいに建設もした「SUMIKA Project」のウェブサイトに掲載されている、藤森照信先生設計「コールハウス」の建設現場レポート↓ http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/sumika_project/report/call_house/ 自称「建築探偵(藤森先生のこと)の弟子」H氏の軽妙な語り口がとにかくおもしろい。 みなさんももし機会があれば、ご覧になってみてくださいね。 わがブログはこれらの文章の素晴らしさに比べるべくもないけれど、少しでも家づくりの臨場感が表現できればと思いながら書いてきたのだった。それがどれくらい表現できたかはともかく、なんとか最後までたどりつくことができた。ここまでお付きあいいただき、ありがとうございました。 #
by tomandkaro
| 2012-05-10 21:00
| その他
次に家づくりを経験しての感想を少し。
ひとつめの感想は「わが家はわが家にしかなかった」ということ。 家をつくるにあたり、友人の家を見せてもらったり、雑誌に紹介されているたくさんの家をみて参考にさせてもらったけれど、できあがった家はそのどれとも少しずつちがっていて、それがまさしくわが家なのであった。家ができあがってみてはじめて、結局われわれの求めていた家は、できあがったわが家でしか実現できなかったのだなあという、考えてみればあたりまえのことに気づいたのだった。 「わが家」はわれわれ夫婦にとってとても快適で、だから細かなところまで思いどおりにできるリフォームという手段を選択したのは間違いではなかったと思う。 ふたつめに、家はなにより「居心地のよい場所」であるべきだということ。 これも至極あたりまえのことなのだが、家をつくっているときは、どうしても見ためのきれいさ、かっこよさばかりを考えてしまっていたと思う。けれどもできあがった家に住んでみて気になるのは、決して見ためではなくて快適かどうかなのだ。このことを、家をつくっているときにもっと意識していればよかったなあと思う。 けれど、家づくりのときに考えていたテーマ、すなわち居間とダイニング、寝室を合わせたメインの部屋をできるだけ大きく取ることや、自分の好きな素材や色にこだわること、収納を徹底的に考えることなどはすべて結果として居心地のよさにつながったのだから、これはまあ結果オーライとすべきか。 みっつめ、新居に移って大きく変わったこととして、お客をよぶのが苦でなくなった。 前の家では4、5人もお客が来るともう身動きがとれなくなり、とてもストレスを感じたものだったが、新居では10人以上集まっても平気。わが家で友人の子供たちが駆け回っているのを見るのも楽しみになった。これは女房も同意見で、おそらく単純に広さの効用なんだと思う。駅から遠くても広い家を選んでほんとうによかった。 とりとめのない感想になったが、以上が新しい家に住んでみて思うことである。無理にまとめれば自分たちが必要とするものをよく考えて、最後までその実現に努力したことが成功(といっていいと思う)の鍵だったということか。 これから家をつくられる方には、とにかくさいごまで自分の思いを貫き通すこと、これをつよくおすすめしたいと思います。 #
by tomandkaro
| 2012-05-10 19:00
| その他
およそ1年がかりで取り組んできたわが家のリフォームだが、やっと終わりを迎えることとなった。という訳で、このブログもひとまず終了である。
終わりにあたって、まずはわが家の家づくりに関わってくださった方々に感謝したい。 われわれの要望に具体的なかたちを与えてくれた設計者のH。どんな細かなことにも手を抜かず、必ず複数の案を用意してくれたことで、安心してものごとを決めていくことができた。いろいろな場面で、もののつくり方、素材の使い方などに素晴らしいアイデアとセンスを発揮してくれた。あなたなくしてはこのプロジェクトは実現しませんでした。ありがとう。 あきれるくらいの情熱とまじめさで工事を進めてくれた工務店の現場監督Oさん。限られた工期の中で、われわれの要望(無理難題?)を最大限実現してくれました。細かな心配りや丁寧な仕事ぶりはとても頼りがいがありました。ありがとうございました。 武蔵野塗装団のみなさん。貴重な週末の時間と労働力をわが家のために提供してくれました。わが家の床や壁や天井を見るたび、みなさんのことを思い出します。ありがとうございました。 ほかにもほんとうにたくさんの方々のお世話になりました。 心から感謝いたします。 #
by tomandkaro
| 2012-05-10 17:00
| その他
昨日に引き続き、女房と出かける。
今日の目的地は京橋のヤマギワショールーム。照明器具を見に行くのである。 目的はダイニングテーブルの上につけるペンダント照明。 じつは先だって私ひとりでショールームへ行き、候補を見つけてあった。ヤコブソンランプという名の、薄く剥いだ木を使った照明器具だ。オリジナルは白木の素地なのだが、特別仕様で濃い茶色に塗装したバージョンがあり、それがわが家に合いそうだと考えた。デザイン、サイズが何種類かあるが、わが家で使いたいのはいちばんちいさなタイプ。 女房に見せると、あっさりオーケーが出た。これでペンダント照明が決定。 茶室用の置き型照明器具も先日ここでいいのを見つけすでに注文済みなので(村野藤吾さんデザインの和風照明器具。とても素敵で一目惚れしてしまいました)、わが家の照明器具はこれでひととおり決まったことになる。(女房のデスク用ライトがまだだが、これは本人におまかせ。本人はアングルポイズを考えている様子。) このあと吉祥寺丸井のユザワヤでカーテン用の生地をチェックして帰宅した。 (ちなみにカーテンは女房が縫う予定です。) #
by tomandkaro
| 2012-05-05 19:00
| ショップめぐり
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